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ユラグココロ ユラグオモイ /金星・海王星 

7日は立秋で土用があけ
8日に水星が順行した。

土用は五行思想に由来する暦の節目。
四季の移り目で、土の気が強くなる時だ。

土の気は強い変容の力を持つ。

命つきた生物を大地に融合し次の命の糧に変える力。
土中で進行する解体と懐胎、
死から生を生みだす強烈な再生の力。

そんな気が大気に満ちる土用の時期は
クライマックスをむかえ解体へ進む転換期。
心身は停滞し悶々としがちだ。


水星の逆行も、打てども響かない・響きが違う・・・
なんとなくスッキリしない時。

前回の水星逆行は7/15から
夏の土用は7/19からなので、二つが重なっていた。


大気に満ちていた重だるい空気が
鮮やかに切り替わった先週は
水門が開き濁流が迸るような動きがみえた。

清濁は混然一体となり、
あちこちで渦が巻き、渦に巻き込まれ、
腐敗した汚泥は姿を現し、人は粛正と浄化を求めた。

急に思い立って掃除をはじめた人も多い。
古いものをゴミにだしたり、模様替えをしたり。
目にみえる形での粛正と浄化。
秩序だて、整理しようとする働き。

切り替わりに心が翻弄された人は
隠しきれなくなった想いを吐露したことだろう。
秘められた一面が明らかにされることで
聞く人の心は大きく揺さぶられたのではなかろうか。


さて、心が揺らぐことを抑えるために、
私たちは情報を遮ることがある。

目を閉じ、耳をふさぎ、皮膚の感覚を鈍らせる。
そして、時には湧き上がる感情の迸りを
重い蓋をして封じ込めもする。
早く、早く、揺らぎを止めるために。


どうも、私たちの理性的思考は「揺らぎ」を苦手とするようだ。
そして「揺らがない何か」を強く求める。

揺らぎは「変化」を内包するから
「変化を苦手とする」ともいえるのか。
そして「変わらない何か」を強く求めるともいえるのだろう。


けれどまた、私たちの心は揺らぐものだ。
むしろ揺らがない心を持つ人はいないのだと思う。
 

たとえ目に見える揺らぎから逃れたとしても、
私たちの身体は新陳代謝という細胞の揺らぎの表れだ。

60兆の細胞がさざめき合い
一秒間に500万個の細胞が死に、新しい細胞が生まれる。
人の身体/臓器は絶え間なく動き命を刻む。

万物は変化し続け時を刻むものだ。
変化し続けるウネリのようなもの。
個を超え融合し、流れ巡る。 限りない潮流。

そんな大きな巡りの中で
肉体を形作る細胞の揺らぎが終わる時、
私という個体の変化は終わり、「私」は死に、ウネリへと還る。


もし、「永遠」の意味するものが、
変わらない形の継続であれば
変化の訪れは避けなければならない。
変化は未来にある死を予感させるものだから。

そして「永遠」の意味するものが
流れ巡る潮流への回帰、
つまりは命の源泉への回帰であるのなら
変化の訪れは聖なるタイミングだ。
人生のページをめくり
新たな舞台と新しい登場人物が用意される時になる。


さて立秋の7日、4月から双子サインを運行していた金星は
蟹サインに移動した。
すぐ10日には、魚サインの海王星とコンタクトしている。

立春に、海王星が魚サインに戻ったことで
深層心理・潜在意識などと呼ばれる心の深い部分は
大きく揺らぎ続けている。
支配星である海王星が魚に戻ったのは150年ぶりなのだ。
それはそれは いろいろなものがあるだろう。

心のどこかは落ち着く先を求め、
超越的な力の支えを求めて、波打っている。
言葉にならない言葉、声なき声が、足元を揺るがしている。

大きなユラギの訪れは
形あるものの喪失、「永遠」の喪失を予感させ 
私たちを落ち着かなくさせている。

昔ならば、占い・お告げ・
預言者が暗躍し、
人々はカリスマ的なものに洗脳され、
時には永遠を手にできるという秘儀・秘宝を
地の果てまでも追い求めただろう。


けれど、今は2012年だ。
スピリチュアルブームも経験したことだし
もっとスマートにいかないと。

今年の鍵になる双子サインでは、
ユラギの中の言葉にならない言葉、声なき声に
目をむけ耳をかたむけることで
形の無い「永遠」を見出すことを提唱している。

それは今を生きる意義を感じ
自分の命に価値を与える契機でもあるようだ。


金星が海王星とコンタクトしてからしばらく
秋風がふく頃までの間、
私たちは理屈抜きで、形のない「永遠」を感じることができる。


何だかわからないけれど心魅かれるもの
思いもよらなかった出会いや縁
引き寄せられるもの、引き寄せるもの
言葉を超えた交感
肌が合う、同じ息遣いのものたち。

心が揺らぎ、思いが揺らぐ瞬間があったら
怖がらず、ためらわず、それを感じてみるといい。

ユラギの中で寛いで立つことを体感するのは
ここから先の時代を生きる時
とても心強い糧となる。

体感すること、知ることは、
恐怖を恩寵にかえるだろう。

ゆっくりと、しなやかに、楽しんでいこう。

Keep your smile  ! 

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