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言葉の力 

11日 地震が起きたあの瞬間
みなさんは どこで何をしていましたか?
長い長い揺れを経験する間
誰を思い、何を思っていたでしょう。

被災された方はもちろん
被災地に縁のある方はもちろん
それだけでなく、日本中の人の意識が
大きく揺さぶられたのだと思います。

余震が続き,電気が止まり,交通機関が止まり
避難所,車内,駅の構内,会社・・・
さまざまな場所で過ごした夜があけた時
私たちは3月12日にいました。

あの瞬間から半日以上の時が過ぎた
11日の朝でも,
10日の朝でもない
12日の朝をむかえたのです。

「夢ではなかったのか」と思った方も多いようです。
「世界が変わってしまった」と思った人も
「なんでこんなことに」と思った人も
「もう戻れない」現実と向き合わざるをえなかった。

そして,それは今も続いています。


星の運行で12日は,
9:50 天王星が魚から牡羊へ移動する大きな節目の日でした。

天王星は概ね84年で12のサイン/360°をめぐり
人々が自覚していない「現状を超えて変わりたい」というアンテナを刺激します。

2003年3月に,天王星は水瓶から魚へとサインを移動しました。
魚は12サイン最後の場所で
全ての体験が溶け込んだ混沌とした雰囲気で満ちています。
海洋深層水が話題になったことがありますが
同じように深い所に在る混然とした何か…です。

人でいえば無意識,潜在意識,集合意識と呼ばれる自覚できないもの。

また人生の様々な体験を終え,
自他・身体・時間などの「自分を特定する」部分が曖昧になっている人。
それを恍惚の人と呼ぶならば
アルコールやドラッグで麻痺してしまっている人
盲目的に何かに自分を投じている人。

事象で例えれば,深く光あたらない場所に堆積した累々たるもの。
存在する雰囲気だけがあって目に見えないもの。
秘密 秘教 隠蔽されたもの ベールの向こう側


2003年からは、そこに天王星という超高感度のアンテナがたって
物言わぬもの,封印された何か,
ないものになっていたものたちのツブヤキが聞こえてきたわけです。

私は天王星を「魂の目覚まし時計」と表現することが多いです。
それは、冬の朝, 一瞬にして布団をはがすような
鮮烈でわかりやすい目の覚まさせ方をしてくれからです。

魚に入った天王星は,タブーを破り続けました。
企業や国が隠蔽していた情報は暴露され
ローマカトリックは地動説を認め
さまざまな分野でのマイノリティの存在が認められ
隠蔽されてきた悲嘆は癒しと救済を求めました・・・

海底から沈殿物が湧き上がったような状態が続くなか
2010年には魚に木星が入り
光明というスポットライトで、湧き上がったものを照らし
「明らかにする」という祝福を与えたのだと思います。


2011年1月23日,木星は一足先に牡羊へ場所を移り
個々の心に新しい秩序の到来を知らせ始めました。

天王星も牡羊の気配を感じ
最終点検のためにアンテナの感度をmaxにします。
「現状を超えて変わりたい」衝動が加速され
各地で起きていた革命は勢いをましました。


牡羊はハジマリの場所。
生まれたばかりの赤ちゃんのように、ただ「在る」。
これからどうするか,どう生きるか・・・全てがNew order 。

「今まではこうだった、でもこれからは違う」
そんな未知の場所,未体験ゾーンです。

一気にはがされた布団に文句をいいながら窓を開けると
朝の光が「今日」へと誘っている。
今日がどんな日になるかわからないし
個々の心に湧き上がる想いも様々だけれど
自分は「今日」のハジマリに立っている。

12 日は、そんな朝になるよ…と
星の言魂では伝え続けてきました。


はからずも日本は地震・津波・原発事故を体験したわけですが
天王星+牡羊=地震・・・なわけではありません。

星は地上の事象に対応する言葉を持ちません。
そこにあるのは気(雰囲気)と動きの組み合わせでしかないのです。

そして星には特定の宗教もありませんから
天罰だとかカルマだなんてこともありません。

昔の(今もいますが)占星学者が用いられ
また疎ましく思われたのは
そんな星の言葉を 矮小な「予言」に翻訳したからでしょう。
個々の体験の可能性を,
占星学者の世界観の内へと押し込めたからでしょう。

言葉の力は強いものです。
不安定な時に、誰かの言葉に頼りたくなるのは
その強さを知っているからだと思います。

占星学に縁を持つものが「予言」を語りたくなるのは
言葉で何かに影響を与えたいという人の欲の現れなのかもしれません。


地震が起きてしばらくしたある日、
1月以来,blogやHPの星模様が書けなかったのは
(書いても投稿が消えてしまったりしていた)
ストップがかかっていたのだと、気づきました。

大勢の人の本能が危機を察知し
「何が起きるか知りたい」衝動が高まっている時、
たまたま書いた言葉が独り歩きしてしまうことがあります。

「言葉の力」を使うことに中毒する人もいるかもしれません。
拡散希望!とチェーンメールを発信する人も
どこかで自我の光悦を感じているのかもしれません。

そんなことを知った上で
今この時期に星の言魂を翻訳することは
自分にとって勇気のいることでした。

それでも続けることにしたのは
星の言魂というニュートラルなものにふれることで
揺らいだ自分軸が再構築されるのを感じたからです。

星模様でも書きましたが,今は識別力が問われる時です。

言葉を発信する方法はたくさんありますが
個々が言葉には力があることを意識して
魂に恥じない使い方をしていく時のように感じます。

長文になってしまいました。
読んでいただき感謝です。

私たちは個々に違う生を生きていますが
同じように今を生きるひとつの生です。

一日も早く,全ての生に安寧が訪れますように。

  





















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