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星模様 2009年 6-10月 長期編 

(2013年 HPから移動した記事です)


◆◇◆ 星模様 長期編 2009年 6-10月 ◆◇◆ 

この6月から10月までは社会的にも個人的にも、
大きな節目を経験する時期です。

今月の星模様は、その時期を考察する
ちょっと長いスパンでみたものになりました。

小泉元首相は在任中、
国民に対して「痛みを伴なう改革」を主張しました。

彼の政策がどうであったかは別として、
たしかに改革に痛みは必要かもしれません。

歴史を振り返ってみれば、
改革・革命の時期は砂時計の真ん中に似ています。

そこへ至るまでの経緯が長くても、
いざ改革へ続くウネリが始まると加速し、
狭くくびれたポイントをすべり落ちるかのように
全てが急進的に次の時代へと運ばれます。

たとえ穏健なものであっても、改革は変わることです。

変わる前の状態を好んでいた人には不運な出来事かもしれません。
心の準備ができていなかったり、
予想もつかない変化に絶望する人もいるでしょう。

  
古い占星学で、「変革」「改革」の星といわれる天王星が凶星とされたのは、
変革・改革の時に人間が感じる「痛み」の部分をさしてのことでしょう。

  
けれど本来、人は(それをどう感じようと)変化する生き物です。

人は新陳代謝を繰り返して生きています。
古くなったものを新しくするということは
生物的な欲求なのだと思います。


頭では現状維持を強く望んでいても、
本能的な生存欲求は変化を求めます。
体内では命の存続のために
休みなく変化が続いているのですから。

旅行や映画、ゲーム・・・
非日常的体験という刺激では満たされない時があります。

非日常的体験が日常にとってかわるようなこと、
日々が抜本的に変わること、
自分自身がリアルに変わったと感じるような体験・・・ 
もっと強い刺激。

好むと好まざるに関わらず、
人は刺激という名に書き換えて「変化」を求めています。

特に現状に困苦を感じる時は
「愚痴や不満」で表面的に憂さを晴らせても、
内々には変化を求める炎が燻り続け、その噴出する出口を求めています。

大勢の無意識な「変化」への欲求が共鳴し、
ハラの奥で鳴り響くと、それは見えないウネリを作ります。 

束の間の刺激、愚痴や不満では追いつかない何か・・・

心の奥で湧き上がる、えもしれぬ感覚は、
自分を落ち着かなくさせます。

はっきりと自覚できない、
熱を持った漠然とした変化の欲求は外の世界へ投影されます。

火山がマグマの噴出のために噴火口を作るように、
内的な欲求も表への出口を求めます。

そして自分の扉をノックしてくれる何か(出来事)を創り出します。

オバマ大統領は「CHANGE!」を掲げて当選しましたが、
もしかしたらアメリカ国民の無意識の変化欲求がウネリとなって、
「今までとは極端に異なる」大統領を出現させたのかもしれません。

  
星模様をみると、ここ数年の私たちは
砂時計のくびれに向う変化の真っ最中なようです。

長いスパンでみると2003年頃から
その予兆はハラの奥に届いています。

1998年頃から「夢見」の力が
「理想的な何か」を捜し求める領域を押し広げたために
「理想」とは違う「現実」からの脱出を望む気持ちが強まりした。

2005-6年頃には「願うことは叶うこと」と、
思い切った行動に出た人も少なくありません。

2007年の9月位から
「困難な現実」という名前のハードルが目の前に現れました。

それは経済、社会秩序(習慣・因習・格差)、肉体(加齢・病気)等に
形を変え現実的に取り組む課題を示してくれたのでしょう。

ハードルが意味するものの本質は
「挫折」ではなく「刻印」です。

ハードルを超えた先にある自分の目標(理想)を片時も忘れないように、
目の前に立ち塞がり続けるのです。

目標から目をそらさないように。

なぜかというと砂時計のくびれを通過する時、
私たちは迷子になりがちだからです。

通過する時のスピードに自分を失うこともあれば、
通過した後の爽快感に酔いしれて
最初の目的を忘れるからです。

実はこの時期、もう一つ大切なことが起きてきます。

それは、過去に封印した痛みの記憶を昇華させるるということです。

封じ込め凍結したはずの痛みの記憶は、
くびれを通過する時に露わになります。

そして私たちは、
もともと(隠し)持っているものの色に染まるのです。

目標(理想)が痛みの色に染まることで、
「叶わない夢」「失敗する夢」に変わるでしょう。

そうならないために「痛み」という感情を昇華させようと
黙々と働いている星々がいます。

過去の、もしかしたら個人的なものだけに限らない痛みが
浮上しようとしています。

変化は「痛み」たちにとって
押し込められた場所から解放されるチャンスなのです。

理由もなく無力感でいっぱいになる時は、
忘れている痛みが昇華する時なのでしょう。

その痛みが何かを探り出す必要は無いかもしれません。

何故なら、その痛みは
民族、性差、年齢、家、などの名前でくくられた
集団全体の痛みかもしれないからです。

無力感が訪れた時は抵抗せず、
しばし心身を寛がせてあげましょう。

自分を大切に扱ってあげれば、
当面の無力感はそっと立ち去ります。  

私たちが目前にしている変化は、
経験したことの無い奇跡的な変化になる予定です。

だからこそ目標を違わないように「困難な現実」が現れ
古い大きな痛みたちは解放のチャンスを待って
浮上しようとしているのです。

この6月から10月にかけて、
私たちは今まで以上に理想と現実の狭間で揺らぐでしょう。

とはいえ理想が遠ざかっていくことを恐れたり、
絶望するのはチャンスを自ら放棄すること。

なぜならば理想(目標)を忘れずにいれば、
目の前のことに向き合い続けているうちに
理想の近くへにじり寄る事ができる時期だからです。

  
「願えば叶う」ということは、
実は「願い続ければ叶えられる」ということ。

ひたむきに長く願い続けられるということは、
それが嘘偽りのない純粋な願いだから。 

迷いなく、心に偽ることなく願うことならば、
形になると思いませんか。

いまという時期は、理想や目標・夢や願いすら、
研磨されていく時なのかもしれませんね。 

  

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